二日前の日記で義父の入院費用を義弟と義妹にも負担するよう求めたことを書いたが、これを読んでいただいた方から「彼らは嵐が過ぎ去るのを待つだけで、結局全額アンタが払うことになると思うよ」というコメントを戴いた。

 まあそうだろうな・・と腹の底では思っている。しかし貧乏な割に子供はそれぞれ二人作っているし、それに彼らに便宜を図り続けていれば「あの日本人に払わせればいいさ」という慢心が広がっていくから、どこかで歯止めが必要なのだ。

 それで今回はもう一人カネを貸してくれる人間、香港在住のルーシー叔母を引っ張って来たのである。ルーシー叔母は現在病院で臥せっている父親の一番下の妹で、これまでファミリーの危機の度に援助してきた事から女房及び義弟や従姉妹たちに対しては一定の重みがあるのだ。

 ルーシー叔母は香港人の夫を持っている事から「自分のメンツのためには家を担保に入れてでも払う」という意識の持ち主に影響されていて、よってフィリピンにいる兄や甥姪たちのあまりの駄目さに長年憤慨してきたため、この点では筆者と意見が完全一致するから、今回ご協力をお願いしたのである。

 筆者が1/3しか払わない!と強硬に突っぱねた後でルーシー叔母が「寄付はしないが貸すことはできる」と申し出たのだ。もちろん回収できなければ筆者が2/3をルーシー叔母に支払う裏約束になっているのだけれども、この誘いに義弟と義妹は飛びついたのである。

 相手が一人なら平気で踏み倒せても、それが二人、それもこれまで協力してきた親族であれば躊躇する。これは中国人のカネの貸し方で、筆者はこういうのを何度も見てきたのだが、踏み倒しが完全になくなる事は無いけれども一定の効果があるのである。

 ただし中国人の場合は・・と但し書きが憑くんだけどね。しかし筆者はともかくルーシー叔母の好意さえ踏みにじった・・となれば義弟と義妹は不名誉の誹りを受けるわけだし、そこでもまだあーだこーだ言い訳しかしてなければ、筆者がこの二人を切り捨てる良い口実になる訳です。そしてそうなると思います、はい。

bedfbfrbdf
にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村

アジアランキング